Studio Oneでカーソル位置を移動するに操作方法はたくさんあり、どれをチョイスするかで操作スピードやストレス、身体への負荷も変わるでしょう。
マウスを操作中なら、ルーラーをクリックするとそこにカーソルが配置されます。ダブルクリックならそこから再生。
矢印ツールでリンクボタンオン時は、イベントの上半分をクリックすればそこにカーソル配置。これは範囲ツールと同じ挙動。
併せて、スパナアイコンから「空きスペースのクリックでカーソル移動」にチェックを入れれば、アレンジビューのほぼどこをクリックしてもそこにカーソルが移動してくれるようになります。(これは好みあり。自分はオフ。なおイベントの下半分だけはクリックでイベントが選択されます。)
さらに、「カーソルは編集位置に追従」を有効にしておくと、イベントクリックでイベント先頭にカーソルが配置されます。
マウスから手を離している状況なら、キーボード・ショートカットで操作したり、トランスポートコントロール機能のついているデバイスでフィジカルに操作したり、iPadなどタッチデバイスがあるなら、Studio One Remoteをインストールして、そこでキーボード・ショートカットをパネル上に表示してタッチ操作するのもよいでしょう。(Studio One Remoteは、ルーラーをドラッグして再生位置を調整できるのでそちらもオススメ)
キーボード・ショートカットは、テンキーに操作系のコマンドが割り当たっているので、ノートパソコンでも別途テンキーを用意すると便利です。
Enterで再生、0で停止、が基本。スペースキーは、再生と停止が交互に切り替わるキー。
ループ範囲の右にカーソル移動が1で、左はテンキー2、3以降はマーカーの1,2,3,…
マーカーを前後するなら、Shift+B、Shift+N。
早送りと巻き戻しは、テンキーの+プラスとーマイナス。なお、初期状態だとジョグダイアル的?に滑らかに動きますが、自分は1小節戻る1小節進む、に割り当て直してます。自分の場合は、ほとんどの場合で小節頭から聞きたいから。
※下図の「小節単位で先へ進む/巻き戻し」の方が自分に合ってる。そういうのを見つけていくと操作しやすくストレス軽減、ひいては身体の負担も軽減。
停止の0が便利で、0でその場に停止、もう一度0でスタート地点に戻る。何度も聞き返すスケッチやアレンジ時、録音終了直後の聞き返し、などに便利。
とにかく停止したらすぐにスタートに戻すなら、「停止時にスタートに戻る」を有効化。トランスポートボタンを右クリックしたらメニューが出ます。
とにかくいつでもここからスタート!とするなら「再生スタートマーカーを有効化」で緑のマーカーをスタート位置にドラッグすれば、いつでもここからスタート。これもトランスポートボタン付近で右クリックからメニューが出せます。
なお、マウスとショートカットの合わせ技では、「選択したトラックでループを有効」(Ctrl+Alt+P)(メニューの、トランスポート>オプション内)をオンにすると、イベント選択でイベント幅がループ範囲になります。 イベント選択+テンキー1+Enterでループ頭から再生するので素早く操作できます。
インスペクターにマーカートラックもしくはアレンジトラックを表示しておいて、インスペクター内の左端をダブルクリックすると、即そこから再生します。いったりきたりしながら試聴するには便利です。
まだまだたくさんあると思いますので、便利な自分に合っている設定とオペレーションを見つけて快適に作業したいものです!
コメント